R*Fragments V++

夕暮れ
遠くまで落ちた長い影は
物質を、空間をすべて飲み込む闇を描く

朱色に染まった神殿は
ただ、静かに佇む

その無機質な
生の気配すら感じさせない神殿へ

一人の
白髪の青年がゆっくりと足を踏み入れた





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　紅蓮の従者
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　EP1:　悪　魔　の　夢　

悪魔は暇をしていた
昔祭壇として使われていただろう
今現在自分が寝所としている場所に気だるげに横たわる

朱と黒の翼を何度かはためかせ
暇をもてあました尾がひゅんひゅんと空を切る


人間に召喚されてから早数年
一度もその場から出たことがなかった
足元には忌々しき魔方陣
自分を囲むようにあるファラオの剣
緑に光る其れは触ると手がねじ切れるわ
再生に時間がかかるわでもう触る気すら起きない

愛用の三叉槍はその外
焼け焦げた死体（もはやミイラだが）が握っている

何、呼び出されたと思えば
思っていたのと違っていたらしく（確か名をバハ…ム…？もうおぼえとらん）
束縛されたら誰でも嫌になろうよ
ちょちょっと、雷を落としただけだったのに
まさか皆死ぬとは…

いっそ放電してここを壊そうと思ったが…
自分まで潰されてしまうでね


『（暇だ…おおいに…この我がこんな窮屈な思いをしてるなどと同胞にしれたら…いい笑いものだな）』


グルッと喉の奥で嗤えば
ただ虚しさだけが募る

ぁあ、この狭い窓からの景色はもう飽きた
一時期は断罪の天使とやらが覗きにきてはいた
奇妙な天使
何故悪魔に気を使うのだろう
そう思っていたが話し相手として存外、楽しかった
だがもうその姿を見ることはなくなった

そう、物思いに耽っていれば
闇の奥からカツンカツンと足音が聞こえる
騎士のような鎧でもなければ
貴婦人のようなヒールの音でもない

其処にたっていたのは
白髪の男

その男は紅い瞳でじっと悪魔を見つめ
ゆっくりと口を開く


「お前が…雷の子とやらか…？」

『なんだそれは』


久々に他者を見たと思えば
不思議な質問だと嗤ってやれば
クッと眉を顰め続ける


「パワーズが、言っていた…最期に憐れな雷の子を…お前を籠から出してやって欲しいと」

『ふん…矢張り奇妙な天使だな…』


じっと見つめ返せば血と白い羽
あぁ、もう彼女はこの目の前の男によって・・・
アルカナを宿した天使は
やがてアルカナを宿した別のものに食われると思ってはいたが
まさかこんな人間とは


『人よ、何故此処にきた』

「約束を、果たすためだ…」


そういいながら剣圧で４本のファラオの剣を壊すと
その勢いで地面の魔方陣をも砕く


「俺には仲間が必要だ…だから、約束を果たしたのかもしれない…
共に来い、雷の悪魔よ」


足元に転がっていた悪魔の三叉槍を投げ渡す


『自分より弱いものに仕える義理も、縛れるのも好きではない

だが…それよりも、血が
血の臭いが我が心臓を鐘のように鳴らす
焦がれる
本能が汝が強いと告げる
戦えと！

さぁ、アルカナを宿せし人の子…いや、ロードよ

我が名はディアボロス


屈服させたくば力で来い！！』















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こんな出会い方どうでしょう！
ただ最後の台詞を言わせたかっただけなんですがね！！！
酒呑とトレードで来たディアボロたん
最初は可愛くない、怖いっていう印象でした
今じゃ俺の萌えトップ３の一人（あとの２人：ニド、兄貴）
これからも宜しくね！ディアボロたん＞＜

友情出演：パワーズさん

パワさん「ちょい役ですね＾＾＾」

ゆき「すいません、ディアボロたんメインなんで」

パワさん「何故私が出るのです」

ゆき「丁度その頃トレードしてもらったんで」

パワさん「それで私が前座なんですね＾＾＾＾＾」

ゆき「ひぃっすいませんすいません」

パワ様「ジャスティスノヴァ（笑）」

ゆき「おうふｗｗｗｗｗｗ


てなわけで
こんな感じで
旧LoVで使ってた使い魔たちを
紹介していきたいです

序にデッキは
ディアボロ・サキュバス・兄貴・マンティ・メデュ・ロキお父様です
出来ればサキュマンティメデュ省きたいんだけどｗｗ
メデュなんて一応中ボスだし？？

まぁ、気が向いたら
が、がんばります＞＜

ここまで読んだ方いるかわかりませんが
お疲れ様でした～いるといいなぁああ・･･･ちょｗｗパワーズ様ｗｗｗ」

パワ様「問答無用です、死ねばいいのに！」