R*Fragments V++

紅蓮さんと白焔さん

　　　　Re:おはようございます紅蓮さん



.

紙の擦れる音とペンの走る音が止まり
ぎしり、と執務椅子が軋む
別の作業をしていたノエルはその音の元の机を見れば
主は後ろに倒れそうな程背もたれに体重をかけて伸びをしていた

「ニド、そろそろ休憩したほうが…」

「……そうだな、流石に首が痛い」

ニドが少し固まっていた表情を崩す
お茶でも入れよう、と立ち上がったその時だった

頭の隅でピシリと微かな違和感を感じたと思えば
目の前が青黒く歪みはじめる
不規則に、滲んで、揺らぐ
そこからずるりと白い手と損傷の激しい、使い込まれた細剣
その矛先にノエルはハッとして叫ぶが
その頃にはニドは手元に常に置いていた剣を抜き受け止めていた
舞う紙が剣戟の凄さを物語り
歪みは人間を吐き出せば何事もなく消えて行った
目を見張る
眼前、弾き返し机の上に飛ばした人間は
汚れた鎧を纏った、ニドと瓜二つの男
男自身も目を見開き驚いているように見える

「これも混沌の余興とでもいうのか？」

眉を寄せ
歪に曲げられた口が笑みを浮かべる

振り上げられる剣は
開け放たれた扉の音と共に投げられた
三叉槍でキレイに砕かれた

「懐かしい匂いがすると思ったら…ククッ…面白い事が起きているようだな」

投げた物を拾うように
二人の間に立ち
交互に顔を見つめる

「ディアボロス、おま「ディアボロス…懐かしいだと？取り敢えず何がどうなってるのか説明しろ、3行で」

「し
る
か」

「3行と言うより3文字だな…そんな事よりメタ発言やめろ…」

「…取り敢えず、落ち着きませんか……？」



――――――――――…‥
メタ発言か…？
まぁいいか
てなわけでお久しぶりです
今年もあとわずかですが
復活…なのかな…？
一応連載のつもりです
飽きなかったら…うん…←駄目

きっと誰も見てないだろうけど
頑張るぞっとo(´^｀)o