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R*Fragments V++

Reminiscence Fragments→無限定義への結論 紅蓮への帰依 白く燃える焔との対峙

2025'01.23.Thu
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2010'07.25.Sun








自分がとても大切にしていた



美しき光はやがて



自分の喉元に刃となって




突きつけられる





                                        の従者
                                        EP4: 黒 い 焔 を 湛 え た 太 陽   





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己の光で輝いていた美しき月鏡が

もう自分の近くに居ないことがわかった



そう、人間が起こした大崩壊により
世界が混沌と入り乱れ

太陽が、月が、空が、海が

重なり、帰依し、消滅、再生し


まるで波打つように幾度となく


神が魔に、魔が海に、星が虚ろに


改変されていった



その中で

彼女は彼女の光を手に入れ

自分を必要としなくなったのだ




君の輝きは、本当に君自身なの?


何度も月に問う
でもアレは彼女じゃない月かもしれない
幾重にも重なった月が冷たい光を放つ


僕はもう必要が無いのだろうか…


そう思う日もあった
けれど
そう長く考えさせてくれる世界ではない
神を喰らおうとする闇の獣や人間共が己に刃を向け
自らもまた、その獣を狩る為に怒りを炎に変え手に携え放つ
そんな日々が続いた
沢山の獣を狩り、人を裁き
けれど炎は燻り続け
まだ足りぬと砕けた世界を作った人間を怨む


“日輪の神も落ちたものだ”


そう、誰かが何かが言った


「自分の国の太陽神と、僕を間違える痴れ者には言われたくないね」


そう、テスカトリポカを一睨する


“いまやもう見間違うことも無いだろう、貴様は太陽神などではないよ”



「愚かな、何を根拠にほざく」


炎はごうと音を立てて巻き上がる


“そう、その炎、その炎には神の清らさがない、
さながら我らが魔種のように、漆黒に塗りつぶされているではないか”


そういわれるまで、気づきはしなかった
身を焦がすような
憤怒を思わせる黒い黒いソレに



「なん…だ……‘コレ’は」


目を見開き自分の手に携えられた炎を見る
次の瞬間には
テスカトリポカに押し倒され
牙が喉元に食い込んでいた


“愚かな神、否、日輪の悪魔よ!何れは人間のロードが貴様を消しに来るだろう…ならばせめて、我が糧となるがいい!”


人のロードが…
僕を消す??

僕は…其処まで堕ちたというのか…?

だから君は僕を必要としない??



「ふざ…けるな!」


ちりと燻る炎が胸を焦がすような
なんとも言えない感情が駆け巡る

神としての矜持?
僕を捨てた妹への憎しみ?
こんな矮小な魔種に喉元を暴かれる屈辱?

否、コレは否定の否定

僕の…我の炎は日輪の輝き
その輝きを鈍らせるものはたとえ自分自身であっても許されはしない


「我が日輪の焔にて、灰の灰となりて消え失せるがいい!!」


それは、愚かな自分に向けた炎
君の輝きに似た白い光が自分を包み
テスカトリポカを弾き返す


“ふむ、中々の神々しさ、まさに日輪の神よ”

「ふん、誰に物を申すか、我は太陽そのものだ」


そっと喉を拭えば意外や意外、血は派手なものの傷は深くない
そしてあの身を焦がすような黒い炎はいつの間にか白い炎へと
胸を焦がすような感情もまた神界に居た時のような水面のような平静を取り戻していた


「貴様、計ったな?」

“否、俺ではないよ、もう出てきてもよかろう、ニド”


ふっと笑えばテスカトリポカはフルリと体を揺らす
そのテスカトリポカ越しに見える木々から
まるで自分の今の白い炎のような髪を靡かせて綺麗な顔立ちの青年が現れる


「このようなことをして君は何をしたいの?」


すっと炎が消えれば
張っていた気も些か緩んだ


「俺には強い仲間が…」

「ねぇ、ニド、君もしかして皆同じようにそんな口説き文句みたいなの言ってるわけ?」

「うむ、さすがに同じではな、聞いてる此方が飽きてくる」

「……オーディン、ロキ…うるさい」


深刻な表情(否、余り表情は変わらない様子)をした青年の後ろからひょっこりと邪神と主神が口を挟む
強い仲間?
てか外野のせいで全然話がつかめないんだけど?


「まぁ、要は力を貸して欲しいって訳さ」

「だが本来光を抱くものが闇を背負っていては真の強さとは言わぬ」

“故に俺がちょっと一芝居したわけだ、まぁその程度ならあわよくば喰ってしまってもいいかなぁとか思ってはいたがな”


「……飼い主(ロード)よりもよく喋るな」


いいの?本人言うことなくて全く喋らなくなったけど?


「アポロン、俺にその強き日輪の力を貸してはくれないか?」


僕は今、必要とされてる

君ではないけれど
どうしようもない、人間だけれど


「まぁ、別に…妹探す序についていってあげなくも、ない…あ、僕の妹可愛いからって手を出したら
例えロードといえとも容赦しないよ??」

「……心配ない、リシアしか興味ない」

「「(………シスコン共め)」」






待っていてね、例え君が僕を必要としていなくても
必ず探してみせるよ
そうしたら今度は、闇に染まった父を止めに行こう?

でもその時まだ、君の目が濁って月としての役割を忘れているのなら
僕は
たとえこの身が焼かれようとも
容赦はしないから、ね







__________________

超gdgd長編小説
紅蓮の従者にようこそ!
ってな感じで?4回目です

え?誰得??
俺得ですが??^^



はい、ごめんなさい

アポロンさんの番です

相変わらず脳内設定が酷いですが
うん、そして暗い(??)
仕様です
そしてロキオデンしゃしゃるの
今回ディアボロたんの出番ないんだけど??

ディ「寝れるし戦わぬから」

とのことです(・ω・)
ファイアたんは戦闘がないので寂しそうにしてます

火「たたかいたいのだ(´・ω・`)」

あまりシスコンシスコンできなかったなぁ…
次どうしよう
マジ
本当
ネタっていうか
余りLoV2でドストライクって居ないし?
サマエルとベリアル無限回収してるって??
使ってないから知りません
つか1と2が混雑してる感がひしひし
ゼウスはもう殺しました^^
って
おま
字数が
欲しかったのは






(^p^)キメェ
(こんな調子でごめんなさい)
いいんだ><
誰も見てないようなノーニーズブログでも頑張るんだから><
ぷぎゃー
次、どうしよう^^
本当
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非公開
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1988/09/15
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小説書き
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当ページは
・LORD of VERMILION(1.2)
および
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