R*Fragments V++
Reminiscence Fragments→無限定義への結論 紅蓮への帰依 白く燃える焔との対峙
例えるなら
寝起きのような
ぼーっとして、頭が一切ついてこない
そんな感覚に近い
けれど自分は決して寝ているわけでもなく
痛みも、口に広がる嫌な味も
確かにここにあるのだ
それでも
それでも
「(何故だろう)」
口角が上がるのが自分でもわかる
「(何故だろう)」
まるで物語をただ読んでいるようなそれが
ただただ気持ち悪くて
胸で感情が焦がれる
まるでときめき
止まらない衝動と
動かない感情が
ぶつかる様にすれ違う
剣を地面に転がせば相手が嬉々として
腹を刺していた粗末な剣を引き抜く
その喜ぶ者の頭を鷲掴んで力を籠めた
ああ、駄目だ
解っているのに
「ニド様」
使い魔が赤い絨毯のようになった地面を
気にすることもなく恭しく足元に跪く
「お時間です」
跪くその顔は見えないが
恐らく
恐怖に染まっていることだろう
「あぁ」
目を細め
フッと笑えば肩が震えるのが見えた
あぁ、やはりうまく笑えないか
赤しかないその場所で歪に嗤う姿は
滑稽だろう
やはり実感がないんだ
今の俺は夢の中で
きっと本当の俺は本を読むお前の隣で転寝でもしてるのではないかって
ジワリと腹部が痛む
指を這わせて傷口を開くかのように箇所を確かめる
どうやら内臓が機能するにはさして問題はなさそうだ
どうせこんな傷など、すぐ癒えてしまうのだから…
そう言う俺に
かつて響いたお前の俺を嗜める声が聞こえそうな気がして
それでも
「お前を救えなかった、俺が憎いよ、ノエル」
例え記憶の中のお前の顔が陰ったとしても
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なんかちょっと死ネタっぽい感じになっちゃいました
てか紛れもない死ネタか……
まさかの……
本人が一番驚いてるのだけれど←
恐らく大分前とかに死んじゃったんだと思われます
大切なものを目の前で失ってなんかもう自暴自棄的な
きっと貴方を護れて死ねるのなら幸せです、とか
言われちゃったら
うちのニドさんは自分を恨むのではないのかなぁ、なんて
俺が居なかったらノエルは死ななかったとかとか
無論別ベクトルなのでノエルさん今後出てこないとかえっと…死んでないよ!
いっそ本人が思っているように夢オチだといいのにね
久々の小説が暗いとかスイマセンとしか言いようがないっていう
ギャグ少ないですよねーデスヨネー…
だって俺ギャグ書くと下ネタorR15~18とかになっちゃうんだもん(開き直り
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